Chilly Source Store 実施レポートと裏の開催目的
先日の10月2日にChilly Sourceとして初めてのリアル店舗 The Chilly Source Store -The Chilli Pepper- をオープンいたしました。 いつもはオンラインでメンバーからのラジオ配信のみですが、この日は初めてリアル空間にて、Chill Outな音楽やアイテムなどを思う存分に体験してもらえる仕掛け各所に施した空間をプロデュースしました。直接の友人に加え、twitterなどでラジオを聞いてくれていたファンの皆様にもご来場頂きありがとうございました!
写真で振り返るChilly Source Store
今回はその裏側の企画段階でメンバーと議論した内容や僕達の思惑を紹介していきます。とその前に来店できなかった皆さまのためにまずは写真で振り返ってみます。撮影は我らがカメラマンYaggyが担当し、彼のレンズごしの世界を少し紹介します。
当日はStoreとして様々なグッズを販売しました。CDやTシャツ、チリビーンズやアートなどを並べ、またお気に入りの雑誌や今までのラジオ配信内容をレストランのメニュー形式で各所テーブルに置きました。コンセプトをStoreとした理由は後ほど。
今回は我々のStoreにてChill out する、という空間演出を目指していましたが、唯一の失敗が集客目標80名のところ、結果110名以上きてしまい人が多すぎたところ。
会場はChilly Source ロゴで埋め尽くし、ブランド訴求を徹底しました。フラッグやポスター、ライブアートなどすべてChilly Sourceの想いを届けるこのロゴに焦点を絞りました。
開催目的は「認知拡大」と「リアル空間の実験検証」
開催目的1 Chilly Source が広く知られるコト
今回はレーベル創設からまだまだ日が浅い段階だったので、口コミで僕達の存在を広めるための拡散ネタとしてこの空間をつくりました。そのために一番大事にしたのが、来場者個々にChilly Sourceの印象を深く与えるコミュニケーションだと考え、「会話するネタ」を散りばめました。その一番大きなツールは実際メンバーと交わす会話。またチリビーンズやライブペイントのアート、Yaggyによる写真撮影など、媒体と会話できる形もとりました。他にはStoreとして展示したアイテムや歴代ラジオ放送の紹介カードなど、モノとしてのスタンドアローンで成り立つであろう媒体を作り用意しました。
ここでの反省点としては、まだレーベルのコア、軸にあたるものがフワッとしていること。なんとなくChillなものを紹介していこうよ、という部分でまだまだ洗練させていく必要があるなと感じました。
企画段階であがったもので実施しなかったコンテンツもありましたが、これは次回取り入れてみようかなと思います。
開催目的2 Chilly Sourceの方向性の実験検証
普段ラジオ配信している立場からすると、リアル空間でリスナーが目の前にいる状態でDJをするのは結構難しかったんです。というのもChilly SourceのDJはそれぞれ現場でのプレイをずっとやってきたメンバーなので、目の前の空間を様子をみて変化させていく事が得意です。オンラインではなくリアル空間ではそれができてしまうため、「目の前のお客さんを楽しませたい」という思惑と「Chilly Source Storeとうコンセプトを音に落とし込む」という思考が行ったり来たりしていました。
クラブパーティを主催しているDJクルーがオンラインで活動を始める、のではなく、我々はその逆で行こうとしています。現代ではネット音楽配信、ウェブ告知活動、営業交渉などインターネットのテクノロジーを駆使してできる手段がすごく増えました。だから遠方でファンを作る、海外とやりとりする、という事がどんどん形になっていくので、これからも発信手法と手段を試行錯誤使い分けながら、Chill out とは何なのか?を突き詰めていこうと思っています。
ラジオ配信を始め、今後の活動を是非チェックしてください!
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