いろんなカルチャーが根付いたオーストラリアの食事
オーストラリア旅行に夏休みで行ってきた。調べてみると、この国には元々イギリス、イタリア、ニュージーランドに加え、ユーゴスラビアとギリシャからの移民が多かったらしい。しかしここ30年で中国系とインド系の人口がトップ5に入るほど増えた。
でも今回行ったシドニーもメルボルンも、見た目上はそこまで雑多な文化のミックスボール感がなく、景観は基本はイギリス、歩く人は中国人とインド人が多め、という感じ。
そんな状態がもし日本にできたらどうなるんだろう?とばかり考えた旅行だった。
それが理由なのか、カフェやレストランの料理の幅が広く美味しい店がたくさんある。タイやマレーシアも距離的に近いため、それらの国のエッセンスが入るところも多い。それに加えてここでは特に注目されるオーガニックフード、ハーブの活用やVeganの要素が加わり味付けや調理法に拘りのある店が目立つ。
結果、店の世界観と食事のメニュー構成が移民による文化が混じる面白い飲食店が多かった。
美味しかったトップ5がこちら:
Bread & Fill
シドニーのCentral Quayにあるシンプルなコーヒー&サンドイッチ屋さん。天気がよくて日少し寒かった朝ごはんにフレッシュサラダがぎっしり入ったラップとコーヒー片手に港を散歩したのが気持ちよかった。
The open display showcasing Bread & Fill’s range of meats slow-cooked on the French rotisserie, variety of seasonal salads, enticing sandwich options and bakery items are a visual feast for the senses. The store front design allows Jimmy to interact with customers and anyone who has had the pleasure of speaking with Jimmy would know of his eccentric personality as well as the pride he has in his food.
Endeavour Tap rooms
もともとはホテルだった建物を一部改装してできたパブレストラン。かつてのリビングや部屋の面影が残る素敵な内装の店。
ポテトフライには全てケチャップとアイオリソース(ニンニク、オリーブオイル、レモン汁、卵黄)が付き、日本では意外とないこれがうまい。ここはTap roomという名の通り一階にある一室がブルワリーになっていて、クラフトビールの飲み比べセットもある。このビールに合うグリルなどの味付けも最高だった。
Located within the building that once housed Sydney’s longest-running colonial hotel, Seaman’s, dating back to the 1800s, Tap Rooms is the first ever location for Endeavour Brewing Co.’s own brewery. It follows both brands’ unique philosophy of using all-Australian, seasonally-harvested ingredients with no preservatives.
Shift Eatery
ビーガン向けデリ。ちょっと入って朝食やランチができるカフェのような店。仕事前にちょっと立ち寄ってコーヒーとベーグルサンドを買っていくような人も多かった。
この豆腐フォーサラダが絶品でビーガン料理へのイメージがガラっと変わった。
At Shift Eatery, we’re crazy-passionate about offering a variety of exciting options for both lifelong vegans and those that are just making the shift. We feel you – sometimes you want a healthy wholefood bowl and other times, you just want to go all out and bear-hug something fun and otherworldly decadent.
The Potting shed
植物園の中にあるようなレストラン。このThe Potting Shed(園芸道具を入れる小屋のような意味)はドアの取ってから天井の照明、トイレの鏡までが年紀の入ったビンテージものでできている素敵な空間。
いくつかローカルなクラフトビールと合わせて地中海のエッセンスとパブの要素が入り混じった料理を楽しむ事ができる。The Grounds of Alexandriaの敷地内に他のレストランもあるため人は多かったが店内の空間が広く作られているためゆったりと過ごせてお気に入り。
It’s a lively place where you can hoe into fresh, locally harvested produce delivered by our shed-hands. The same hands that will deliver you good-natured banter, craft beers on tap, great tasting wines and unique cocktails garnished with an abundance of fresh florals and greenery as though plucked fresh from the garden.
Chat Thai
オーストラリア内に複数店舗展開しているたい料理店。看板と店内の雰囲気だけ見て決めたがとにかく店のインテリアとメニューで使われている写真のクオリティが高く感じた。
メニューの数がかなり多く、でも頼んだものは全て過去食べたタイ料理の中でもトップ3には入るものばかり。そしてとにかくかなり辛い。オーストラリアでアジアの味が食べたくなったタイミングでオススメしたい店。
chat thai was established in 1989 and since then our aim has not changed; to bring honest and authentic thai fare to discerning and loyal sydney diners. our menu is versatile and constantly evolving, embracing the best of regional and rural cuisines to satisfy even the most discerning of palates.