100人限定のキャンプ企画 #100NBS #experience
今年開催する知り合い100人限定のキャンプ、100Neighboursのブランチミーティングが今日も妄想とワクワクに溢れて終わった!
今回のイベントは海岸でのキャンプなので、キラキラ光る海をバックにカラフルなテントとアウトドアご飯が並ぶ感じで写真や動画に収まっていくんだと思う。1つの作品として綺麗な風景が作れたらそれはそれで大満足だ。
ただ今回はフォトジェニックなそれだけで終わらせるつもりはない。この中で一番考えてデザインしたいのがその場で生まれる会話とか雰囲気とか。参加者同士で助け合いながら作る空気感みたいなものがどうできるのかを見るのが本命の趣旨だったりする。そしてそれはもう企画フェーズから始まっている。 と言うのも実はこの企画を始めるキッカケになった1つの疑問がオレの中である。 キャンプとか関係なく、そもそも、
で、なにしてる時が一番楽しいんだろう?
という問いへの答えが何なのか。 親や学校に教わる範疇外で主体的に遊びを考え始めて20年数年経つが、それがちょっと見えてきた気がする。
面白いコトって見るだけで終わらないコトなんだと思う
少し話は変わるが僕らの世代はここ数年この「楽しい事探し」をする時にフェイスブック、ツイッター、Instagramや昔だとmixiなどのソーシャルメディアを使っているのは間違いない。 そこには大勢がDJに向かって手を上げスモークとレーザーが飛び交う中湧き上がっている動画や、楽しそうにビールを片手に友達と厚切り牛タンを食べている写真、絶景の東京の夜景をバックにワイングラスで乾杯した瞬間の写真などが毎日アップされる。
オレなんかはいろんな事が楽しそうに見えて羨ましくなるタイプなので、夜寝る前に小さい電球を付けてベッドで寝転がりながらiPhoneでタイムラインをスクロールするたびに「すげー!いいなーやべー!」とか思う。 でも実際に自分がそういうイベントに参加してすぐに飽きた、もしくは全然つまらなかった事もゼロではない。
大きなフェスでオラついた田舎臭い人達がワイワイ騒いでる所とか、薄っぺらいセンスで安く簡単にリア充ぶろうとしてる人達が集まってる交流会イベントとか、もう可哀想だなーとか思うわけ。 そこで考えた。 なんでだろうと。 何してる時が一番たのしいのかなと。
そこでたどり着いたひとつの考えは、お互いよく知ってる仲間と一緒に何かにチャレンジする瞬間なんじゃないかなと思う。
だからお金を払って「その場にいる」だけで終わるイベントは記憶に残らないし、イベントを自分ゴト化できていない場合は満足度が低い。 という事でいま企画しているキャンプも参加者全員がコミュニケーションを取れる100人限定という規模で実施する。これは生物学的に人間が仲間として認知できる人数である。 その中でみんなが考えて遊びを考える事がすごく大切だと思っている。
#100nbs meetup #worldcafe #camp #ideas #creative Tomoya Nakamuraさん(@tmynkmr.i)が投稿した写真 –
商業的に作り込まれたエンターテイメントだけが「楽しいコト」じゃない!
そう思い込んでいる人も少なくないはず。
今はインターネットをみんなが使えるようになり、世の中の凄い事がさくっと手元で見れる。リオのカーニバルや香港の摩天楼を小型ヘリで空中散歩しているかの様な疑似体験を、会社近くのコンビニ前で缶コーヒーを飲みながら見れる時代だ。だから現実世界で何かを見て「ぶったまげる」みたいな事が減っているのは間違いない。だから大規模で派手な完成形を見る「コト」を買うだけではなく、等身大で模索する工程を楽しめるキャンプみたいな「コト作り」の面白さをどんどん提案していきたい。
単純にお金払って見るだけで「ちょーヤバい」を感じるのは遠い未来になると思う
たぶん次にみんなが「え、嘘でしょ信じられないちょーヤバイ」を目の前でリアルに見れるのは、東京都内の車が全て自動運転してるとか、スイッチ1つで渋谷スクランブル交差点の気温を瞬時に変えるとか、それぐらいの技術革新が起きる未来なんじゃないかな。
だからとりあえず今は友達とパチパチ焚き火しながらランタン灯して肉焼いて食おうかな、みたいなね。