東日本大震災直後以来再び1ドル77円台に突入した。日本の一般消費者としては、海外のものを安く買えたり、海外旅行がしやすくなったりというイメージが強いかもしれない。メディアではその主な原因として米債務問題を挙げている。
債務問題。
どういう意味なのか。
一言でいうと、今アメリカ政府自身が借りても良いお金の上限を自分達で決めようとしているがなかなか決まらない。そんな状態が長引いている。
そして最悪の場合、デフォルト(債務不履行)を招く恐れがある。
デフォルトとは借りたお金を返すのをやめる事をいう。
そこでUS DEPARTMENT OF THE TREASURYに掲載されている資料を使い、世界各国がアメリカに現時点でどれぐらいの額を貸しているのかをグラフにしてみた。国としてはトップ5まで名前を挙げてみた。
上記数値の単位はbillion(10億ドル)なので、日本はアメリカに70兆円ぐらい貸している計算になる。