レストランDJのオファーを受けたい理由

昨日のテラリウムとアクアリウムを新居で研究中でも書いた通り、最近Chilly Sourceというレーベルを設立しました。ずっと一緒にDJイベントを作ってきたDJ KROを筆頭に今までの経験値を活かしたプロジェクトです。立ち上げてから約1ヶ月、DJによるラジオmix配信をしつつ方向性の模索、検討、企画を進めています。あらゆるカルチャーを等身大に捉え海外を見据えて発信しながら、心地よい空間提供を目指しています。今まで5回配信してきたラジオmixアーカイブはこちらからどうぞ!

等身大の心地よい空間ってなんだろう?

そういう意味で実はこのレーベル、音楽だけじゃなく衣食住コミュニケーション全てを網羅したライフスタイルの提案を打ち出して行く事を前提に走り始めました。世の中には音楽レーベルと言うものはたくさんあるし、ライフスタイルを提案するあらゆるファッションや飲料メーカーなどのブランドが急増しています。音楽よりなところでいうとオレらの中ではnoonpacificsoulectionなんかが世界感が近いよねという話があがる。ただクラブミュージックだけに焦点を当てたり、音楽配信業務に特化したり、そういうのは違う。そうではなく日常生活に溶け込んだ音楽をとりまく文化そのものを発信しているブランドで成功しているところはあまり見当たらない。Chilly Sourceとしてはそこを目指したい。

なのでまずは底コストで動けるインターネットの力を利用し、こんな感じでMC YASとともにオンラインラジオ番組配信をしている。もうvol.5まで配信し終えたところ。

つまりChilly Sourceとしてのキーポイントはリアルな空間で五感で感じとれるライフスタイルを等身大で発信出来ているかどうか。誤解を恐れずに言えば、多くのブランドはライフスタイルという名の「非現実的な空想のリア充」を提示したり、残念な消費者群の購買意欲を掻き立てるために表面上のオシャレっぽさを見せ付けることが多い。

だから例えばアフロファンクを聞きながら食うイナバのレッドカレー缶(タイシリーズだけでこんなある。笑)が美味いと思えばそう提案すればいい。もしくはインテリアセレクトショップで購入できる8,500円のサボテンよりも、町の花屋さんのサボテンコーナーに置いてある300円のモノのを2ヶ月かけて花を咲かす方が愛着が湧くかもしれない。

たまに頑張ってやりたい事をちょっとだけする生き様はマジでダサい

オレはChilly Sourceのメンバーと動き出してから毎週末1,000円〜2,000円楽曲をディグって購入する様になり、テラリウムの勉強を始めたのも身の丈にあった心地よさを追求してるからだと感じる。なのでこのレーベルは今までクラブイベントを作ってきた仲間と生み出す「DJ文化=アガるもの」という概念をぶち壊す謂わばアンチテーゼを含んでいる部分もある。元々はほとんど渋谷を中心に1,000人規模のフロアで回してきた実力のあるメンバーが集まっているからこそ説得力がある。

前回のミーティングでは「レーベルのロゴできたら墨入れるわ」(もちろん冗談)とか、「店舗展開して起業しようと思ってる」(結構マジぽい)などの意見が出た。そんなメンバーなので刺激はいくらでも受ける事ができる。けどあくまでもチルアウト文化の啓蒙活動。その中でオレは料理を作るのも食べるのも好きなので、レストランやバル、カフェでDJのステータスが上がる環境構築に向けて動こうとしている。

店内にスピーカーさえあれば機材込みで出張DJできるので、良さそうなお店があればお声がけください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です