スゴイ日本カルチャーとは
「沖野修也×Zeebra クラブカルチャーを語る」で話されていた内容がなんかすっと入って来た。
「DJの地位が他国に比べて低い日本では認識されていないが、DJ KRUSHやサトシ・トミイエといった日本人DJたちは、海外に多くの信奉者を持ち、スポーツ選手並みの知名度と人気がある。クールジャパンと言うなら、アニメやアイドルといった特産品的なものもいいが、こういった世界標準で活躍する人たちこそ、誇るべきかっこいい日本の象徴であり、クラブカルチャーの文化的、経済的価値はもっと評価されなくてならない」と、DJが表現者、アーティストとしてもっと評価されるべきであると主張した。
確かにどこか「スゴイ日本カルチャー」=「マンガとアニメと食と富士山と温泉」みたいになってる現状に何か違和感を感じる。
この国で生まれる文化を外部に発信していくためには、そもそも国民の文化に対する感度が高くないといけないし、そういう意味でより成熟した市民社会を形成する事に課題があると思っている。金儲けのために、業者が国民に金を使わせるためのエンターテイメントを提供し続ける以上この問題は解決されないよねたぶん。
特に関連はないけど、facebookでかっこい良い動画がシェアされていたのでここにもリンク貼っておく。Youtubeと同じでVIMEOも無料のプラットフォームなのに、アップされる動画が一定レベル以上(=ある程度作成・編集に時間を費やされたもの)のものばかりなのって、WEB上とはいえ文化なんだろうなー。
[vimeo 104905072 w=500 h=281]