結婚パーティ企画から学んだこれから大切になる考え方

友達から依頼されて企画を進めている結婚式パーティが今3つある。それぞれ全く違うコミュニティのカップルからの依頼ではあるものの、全員同世代で同じ様な生活を歩んで来たからか、3組とも共通する要望を挙げてくれた。その中で考えたこれから大切になるであろう考え方がある。

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「来てくれた別々のコミュニティの友達同士が
交流できるパーティにしたい。」

「他でやってる様な普通のパーティにはしたくない」

前者の要望の具体的な理想型としては、自分達の結婚パーティで新しく出会った人同士がその後勝手に飲み会に行ってくれたりとか。またあわよくばそこでカップルが誕生して「○○の結婚式で出会いましたとかって言って結婚するとかヤバイよね!!」みたいな状況が理想という話をしてくれた。またオリジナリティを出したいという部分では、自分達の大切な人達への感謝をサプライズ企画だったり新しい演出で楽しんでもらいたいという想いがあるみたい。IMG_3633

そんな要望に答えるために色んなコンテンツを考える中で、1つ大事な事に気付いた。今いろんなサービスや活動がインターネットやその他テクノロジーで容易に、また安価に代替できる時代だ。だからこそイベント空間をデザインする際に、機械には代用できないクリエイティブを必要とする行程を磨くべきだと思っている。それはつまり例えば、今回の結婚パーティ企画においては依頼主である二人の「人間的な雰囲気」についてどれだけ理解できるかがポイントになるはず。もっというとそれは出身地、学歴、趣味、仕事内容などの人の単純なスペックではなく、友達との会話、仕草、興味を示すポイント、好きな雰囲気などを汲み取った上でどれだけそれをパーティ空間演出に落とし込めるかが大事になってくる。

もちろん冒頭の要望にあった別々のコミュニティの人同士を繋げるには「人」が考える仕組みがないとできないし、ゲストへの想定外な演出は主役自身について実際に対面での会話の中から得られる情報を使ったクリエイティブな発想が必要になる。

これだけ押さえてパーティ企画を進めれば、必然的に唯一無二の世界ができる。facebookでシェアされる多くの人の考えるサプライズは「新しいツール」を導入する事しか考えられていない気がするのでそれが少し残念。

そしてもう少し大きな視点で言うと、この機械化と人のクリエイティブ思考との棲み分けは、今後あらゆる仕事にも繋がる話だと思う。大金をつぎ込んでがむしゃらに努力すれば素晴らしい結果が出るとは限らない日本社会において必要な考え方だと思っています。

だからオレはルーティーンワークで短期的なその場しのぎにしかならなさそうなクソつまらない事はやりません。面白くて新しい発想を形にしていく事なら金がなくても自ら進んで取り組みたいと思う。

IMG_3634先日のHotalunaでのケンジとナオコの結婚パーティは凄く良かった。本人達に許可とってないけど勝手に写真載せちゃったー!お幸せに!

 

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