シェアハウスをする時のポイント3つ
シェアハウスを初めて1週間ちょっとが経った。今のところ3人で住んでてちょうど役割とキャラクターがばらけているので、違和感がなさ過ぎてストレスとかは全く感じていない。
今回のオレの目的は家もうそうだし、もそもそも「シェア」するってなんなんだろう?という疑問への自分なりの解を見つけるコト。Office sharing事業をやってる友達の話を聞いたり、Car Sharing事業のマーケティング戦略をヒアリングしたり、Work sharingで雇用を創出しようとしていたり、巷ではテラスハウスが流行り、airbnbや農場まで資源を共有するものが脚光を浴びている。Shareとか、カタカナで書く「シェア」や日本語訳した時の「共有」という言葉からこの先どんな思考と思想と概念が生まれるのかを見つけていきたい。
そんな中このライフスタイルで気付いたポイントが3つ出て来たので、今のところはこの生活を始めて良かったと思っている。
気付いたポイント1 毎日料理をする立場の心境
シェアされるものを生み出す立場の人間としての思考が掴めて来た。一人暮らしの時と違ってキッチンがファミリー仕様なので、コンロが3つもあって調理スペースが広いのでメシが作りやすい。さらに会社の仕事が年度の切り替わり時期なのかだいぶ落ち着いてきたので、基本毎日何か食べるものを作っている。そうしているうちに少し自分の母親がどんな心境で毎日ご飯作ってるかがなんとなくわかって来た。
毎日メシを作る担当が自分しかいないと、「今日もこいつらにメシ食わせてウマい!!!って言わせてー」みたいになってくる。たぶん家の中で家族のためにご飯を作る母親もそういう心境になるんだろう。だから自分の息子が今日は晩ご飯を家で食べるって言ったのに、「やっぱり友達と飲みにいくー」と言い出すとか、マジで一生メシつくんねーぞ的な感じになるんだと思う。オレの母親なんかは良く文句とか言わなかったなと思う。
気付いたポイント2 起きた後と寝る前の時間は贅沢した方が良い
生活をシェアする中で「自分これだけは絶対やる」みないなものはしっかりと実行した方がお互い新しい発見がある気がして来た。例えばベランダからの景色は結構良いので、オレは天気の良い朝起きてここでコーヒー飲んだり、少し暖かい夜の寝る前に酒を飲んだりするのが最高すぎてヤバい時間を個人的に作る事にしている。一日の始まりと締めにフィーリングが高まる場所を見つけるのって結構意識しないけど大事だと思っていて、散歩でもいいし読書でも良いと思うし、何か自分なりにマインドをリフレッシュする習慣をつける事が凄く大事だと最近思う。自分で自分の脳をリフレッシュしたと思い込ませるイベントを毎日作る事が大事で本当にオススメ。
住む家みたいな空間を共有する中でこそ、他人に迷惑をかけない程度に個々のポリシーを持ちながら、それをしっかりと実行していないと本当につまらない。「お前何やってんのマジで、うけんだけど。でも良いねそれ」みたいな新しい発見がないと空間をシェアしている意味がないと思っている。
気付いたポイント3 人と話す時間を多くとる
これがシェアハウスをする中で一番プライオリティが高い。やっぱり自分と違う考え方をもつ人と話す時間を飛躍的に増やす事で、彼らの物事の捉え方を知るだけで自分の視野が広がるというか、偏見をなくす訓練になる。この家に引っ越してからイベントのミーティングだとか、ふらっと遊びにきたとかで合計10人弱ぐらいが来た。そこでいろんなテーマについて複数の視点で議論される環境ができる事で、凄く刺激になり自分の普段の生活の見方も変えるきっかけができる。
という感じでとりあえずは良い事がたくさん起こっているので、シェアハウスを初めて凄く良かったなーと思う。このお酒専用のリビングルーム冷蔵庫(もちろんキッチンには食材をストックした別のデカイのがある)が電気代を跳ね上がらせている事以外はとりあえず良い感じ。ビールよりも多いこの本搾りのバイブスが高くて、甘さ控えめですっきりとした果汁たっぷりのフルーティなのどごしがヤバい。我が家の公式ドリンクに認定されそうです。
2年間だけお試し体験するライフスタイルを組み立てて行こうと思っている。将来自分の家族ができても「シェア」がより一般的になっているかもしれないし、新しい発見がたくさんあるといいな。
基本的にはDJするのと同じ感覚で、毎日毎日その場を見て臨機応変に対応しながら最終的なゴールとビジョンを持って全体をかっこ良いグルーヴに仕立てていこうと思う。今日も本搾りレモンがうまい。