カッコいいメッセージの伝え方

世の中にはステージに出て来ていきなり”Let me hear U screeeeam!! Throw Ur hands in the air!!!” とかワーワー叫び出すアマチュアMCがいる。そうじゃなくて、オーディエンスの歓声はまず自分のライム(ラップ)スキルで自然に作り出せというこのKRS-Oneの考え方凄く好き。観客の反応を得られるのは “Only when U won the respect of the crowd”だって。

自分から誰かに対してメッセージを伝えて自身の存在価値を世の中に認められるためには、まず自分が本当にやりたい事におけるスキルや能力を磨き上げる事が大事だ。このKRS-Oneのメッセージはまさに最近オレが考えてた事と似てる。

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見せかけだけの自己表現って、実は中身がないという事実を雰囲気とか空気感である程度見抜かれちゃう。相手が素人だろうが玄人だろうが(何をもってそう定義するかは置いといて)見抜かれるはず。オレは高校以来のDJ活動とかストリートダンスとかを通じてそう感じてきた。またソーシャルメディア上の発言、このブログ、仕事での商談や普段の人とのコミュニケーションを通しても全く同じ事が言えると思う。

だからオレは人と話す時や、また自分の頭の中で考え事をするときでも、常に正直になる事を心がけている。表面的な薄っぺらい理想論は絶対に持ち出したくない。そーゆのってマジださいし、周りからの信用なくすし、面白いものや価値のあるものが寄ってこなくなる気がする。

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パーティを作るのも同じ事が言えると思ってて。

「オレらこんなに頑張ったんだから、絶対楽しめるはずだから、楽しんで下さい!」とか来場したゲストに対して一方的に要求をぶつけるだけのパーティが凄く多いと感じる。KRS-Oneの言う、ライムする前に「セイホーオー!」とか叫び出すアマチュアMCと同じ存在だよね多分。

ラップのライブだってDJだってパーティデザインだって、自分が信じてやり通してきたものそのものを観客に感じてもらうようなスキームを作って行かなければならない。そしてこのスタイルのカッコ良さを、東京中の遊ぶための空間に広め伝えていきたい。そのためにはまずオレ自身何がしたいかを明確に世の中に打ち出して行かないと行けないんだけど。でも全然まだまだ詰め切れてない。

それに向けた一つの方法が、今の世の中を過去に築き上げて来た人達の価値観を理解する事だと最近ようやく思えて来た。

 

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