Why do lies exist?? and how will the BIG DATA influence them??

タイトルの問いに対する答えはすごくシンプル。そウソをつく理由は誰でも自分が一番ハッピーになろうとする心理が働くため。そしてビッグデータの存在は今までのウソのつき方を大きく変える。

なぜ人はウソをつくのか。Why do people lie??

自分だけがおいしい思いをしたい。他人に自分の存在価値を認められたい。だからこそ、その欲求を早く満たすために周りの人間を錯覚させようとする。ウソをつく。
ただ「急がば回れ」という教えがある通り、理想の自分の演出ばかりでは悪い方向に進む一方になる。ウソの連鎖が起こる。そんな状態では自分の”本質”がその”たくさんのウソ”の中に紛れ込んで終いには見えなくなる。…というのが今までの人類の歴史上の話。

それではソーシャルネットワーク、ソーシャルウェブ社会が人間の生きる土台となりつつある今、この心理現象はどう変わるのだろうか。自分が有利になるためのウソの連鎖というものは、そもそも存在するのだろうか?

ウソに対してビッグデータはどう影響してくるのか。How will the BIG DATA influence them??

ソーシャルウェブ社会における自分に関する情報のほとんどは、次々とどこかの誰か(人じゃなくコンピューターも含め)が作成していく。その情報とは例えば「いつ何を誰に勧められて何のために買ったか」とか、「どこで知り合った誰といつどこで何のアプリケーションを通して繋がったという事を誰かが凄い!と評価した」とか。そんな良くわからないデータ、非構造化データ(Non-structured data)が毎日、自分がインターネットを使わない時間でさえも蓄積されていく。つまり自分自身で発信できる情報、すなわち「理想の自分」の管理が非常に難しくなる。

ソーシャルネットワーク上で流通される情報が強い事は世界各国のニュースを見ていれば理解できる事かもしれない。政治的権威のある人間が情報操作をするが難しくなる時代へと移行しつつある。

もしかしたら、今後の「自分」はビッグデータにより作り上げられる人間としてしか成り立たないのかも。自分だけがおいしい思いをするためにウソをついても、誰かがそれをバラしてしまう。常に世の中の真実が世界中にシェアされ、情報の独占が不可能になる時代が来る。それは安心なのか脅威なのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です