真実か金か

最近は新聞を見ると一面には中国での大地震、IT関連、金融関連か資源問題やその取引の話がホントに多い。中を見ると最近のエコ事情なども頻繁に出てくる。日経など各社マスコミは何を基準に取り上げる記事を決めるのか改めて考えてみた。
現代では消費者が情報を得るためのメディア媒体がいくらでもあるのは誰でも知っている事かもしれない。それらをうまく情報処理できているかは別として。だからそれだけ新聞は売れなくなってきている。・・・・・と思いきや日本経済新聞社のHPの開示情報によると、売上高及び販売部数は減少してるわけではなかった。

日経や他の新聞の売り上げが伸びていないだろうと予測した理由に記事内容の偽装を挙げる。まさかの新聞での偽装問題だ。今のインターン先には金融業界で何年も働いて来た社員の人ばかりいるが、今オレが受け持っているプロジェクトでのリサーチをするに当たって、日経を100%信頼してはいけないと言われた。このリサーチでは主にある企業の業界でのポジション、業績、今後の展開予測など幅広く浅く調べる感じ。だからNIKKEI NETなどはレポートを作る際使いやすい情報元となるのだが・・・

日経新聞は社会人の大半が読むとは言え間違った内容の記事を載せる事もあるらしい。全く予定のないある企業の新規出店の記事が書いてある事もあると言う。そこで疑問なのが、日経新聞側は偽装記事を書く事でどんな形のメリットを期待するかだ。もちろん作り上げた情報で株価を操作する事もできるだろうし、読者に常に興味を持たせる意味で嘘の話を取り上げるのはどこのメディアもやる事かもしれない。ただ日経だけは嘘の記事書いてるとか正直ショックだったなー・・・

4 thoughts on “真実か金か

  1. tommy、やっほー。インターネット上でどんな情報でも得られる今でさえ、紙媒体は日々の情報収集に溶け込んで離れないよね。新聞や雑誌はどこでも、どのタイミングでも買えるし、持っていれば、いつでもどこでも好きなだけ読める。読み終わったら、面白いとこ線引いて、人に「はい」って渡せる。PCでいう、アクセスもコピーも必要ない。信憑性について得られた情報についてはどっちみち自分や他人の意見を混ぜて考えなおすことがベターだから、とりあえず手軽に(だいたい合ってる)情報を取り込める新聞はまだまだ魅力的なのかな、って思ったよ。

  2. 確かにオレも紙媒体はなくならないと思う!でも、「どこでも、どのタイミングでも買えるし、持っていれば、いつでもどこでも好きなだけ読める。読み終わったら、面白いとこ線引いて、人に「はい」って渡せる。」っていうのは現代社会で紙を使わなくても可能なんだ。今ケータイとか小さいパソコン増えてるじゃん。常にネットに繋がるデバイスを持ち歩いている人が増えてるんだよね。これがユビキタス社会って呼ばれてるやつ。主観を交えた考察を誰でもいつでも発信できる現代だからこそ新聞なんていう情報生産の第一フェーズは真実であってほしい。ってのがオレの考え。

  3. >主観を交えた考察を誰でもいつでも発信できる現代だからこそ新聞なんていう情報生産の第一フェーズは真実であってほしい。ってのがオレの考え。 それはまさに!>今ケータイとか小さいパソコン増えてるじゃん。「出来る」と「馴染む」は違う。技術が先行して、人間の感覚は追いついてない。(もちろんバリバリ先端デバイス使ってる人もたくさんいる。)ってとこが、主観的ではあるけれども、僕が言いたかったこと!つまりユビキタスはまだ生活になじんでない。あるだけ、って印象なのー。

  4. そうそう、なんだかんだユビキタス社会ってのは今後展開される状態の話だから今はまだね・・・でもオレ結構ニュースとかipodのpodcast使ってたりするからユビキタスライフに以降しつつあるのかも!

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