ブリックレーンのマンガ喫茶「菩薩」
イギリスのブリックレーンに去年から日本文化の発信源となる店がオープンしている。地下が漫喫、一階がギャラリーと寿司BARだ。漫喫と言っても日本とはイメージが違うらしく、オシャレでゆったりとした空間らしい。気になる値段だがフリードリンク付きで
1 hour – £4
3 hours – £9
5 hours – £15
ここで比較するのに分かりやすい例として、イギリスでの平均初任給が£23,024≒47万円だ(!?!?)。案外換算すると分かりやすくなかった・・・
日本だと約£7でオールできるのが当たり前。イギリスではマンガ喫茶ビジネスが流行りにくいのはなぜだろうか。おそらく日本の都市構造と日本人の生活習慣の違いに大きな理由が隠されてるに違いない。あくまで周りの大学生を見ての分析にすぎないが、深夜の交通手段がなくなる東京ではホテル代わりに漫喫を利用する人が多い。加えて世界に誇る漫画文化が発達した国ならではの空間提供ができるという点も大きいと思う。
一方イギリスでは以外と深夜と言っても早朝早くからバスが運行しているし、日本と違って治安も良いわけではないので夜ふらふらできる人が少ないのかもしれない。
日本の漫喫で昼間と深夜との収益の差を調べたいとこだが、IR情報を開示しているとこがあまりないみたいだ・・・
漫画喫茶もインターネットによるコンテンツの無料化の波に負ける日が来るのだろうか。人口が密集している日本だからこそ成り立つこのビジネス、世界各国で真似される事はない気がする・・・