「いつでもどこでも」のメリット・デメリット
EU内を飛ぶ飛行機で近い将来携帯電話が使えるかもしれない。陸続きのヨーロッパ内では今後新幹線との顧客の奪い合いになるだろう。
現代のビジネスマンに限らず、携帯機器を扱う人の間では人とのコミュニケーションの場を選ばなくなりつつある。街にいようがビーチにいようが話したい人と会話ややり取りが可能だ。風呂につかりながらメールをしていて湯船に電話を落として壊す友達も少なくない・・・こうした現代人にとって通信不可能なエリアは避けようとする傾向がある。学生にとっても、地下に店舗を構える居酒屋やクラブは電波がないという理由であまり好まれない。これからは電波を確保できないエリアは顧客へのリーチが難しくなるかも。
しかし「Business Media 誠」の記事にもある通り、逆に電波がない飛行機が鳴りっぱなしの携帯電話からの避難場所になるという声もある。オレも夜行性のクラバーから深夜に電話が来る時もある。そう考えると今後は時差を考慮した上での連絡マナーがますます重要になると思う。この問題を解決するための機能を開発しようとする動きもあるはずだ。