経営組織論

春休み明けの初めの講義。
・・・今期は単位どうこうはほとんど考えず、受けてみたい授業だけ登録してみた。人間どこへ行っても組織に所属しない限り潜在能力を発揮できないと思っているオレが真っ先に選んだのがコレ、経営組織論。今日はアメリカでの組織の発展について。「テイラーの科学的管理法」がメインテーマ。ちょうど昨日寝る前に読んでた竹中平蔵の経済ってそういうことだったのか会議」の内容と重なってた。

さてヨーロッパから移住し、原住民を追い出し、新しい国を作ろうとしたアメリカ人はどうしたのだろうか??

当時のアメリカは資源が豊富でありながら熟練した職人が全然いない状態。まずはその資源を活かすべく生産力の向上に努めた。生産現場で使うツールはすべて標準化し、自前の道具はいっさいなし。大量生産が基本。部品生産から組み立て、完成までの一連の流れを習得している者はいないので、生産過程のパート別に仕事を振り分け同じ作業を繰り返す。誰かが間違えたらそこだけ取り替える事のできる製品を作った。
モノの作り方だけではなく、労働者への報酬もいちばん効率が良い仕組みを考える。できない人間は切り捨て、できるやつに多く給料を出す。誰が何をいつどうやって動けば一番スムーズにアメリカの発展に繋がるかをひたすら研究した。ルール、マニュアル、法律、規則を次々と作り上げていく。

これを強いられたのが戦後の日本なのかな?結果的に日本で取り入れた「ルール」と昔からあった「暗黙の了解」が混ざる事によって生じるズレみたいなモノにオレみたいな日本人が不満をもつのかもしれない・・・

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