ソーシャルグラフ

今大学では「ITと経営戦略」を専門とするゼミに所属している。ゼミに入るための面接では“mixiのようなSNSを利用者としてではなく、運営する立場の視点で見直してみたい”などと半分テキトーに「っぽい」理由を言ってみたら入れた。しかし今になって、当時の自分でもトレンドを掴めていたのかな?と思う。
実際ゼミに入ってみると、やはり面接でテキトーに言ってみた通りSNSの研究が面白く感じた。入った後でゼミの教授がSNSを専門に研究している人だとわかって少しびっくりしたが・・・

2月上旬のゼミ合宿で一個上の卒業研究も一通り聞き、改めてITについてこの休み中は考えているが、最近Social Graphというアイディアにすごく興味がある。簡単に言うと、これはモノとモノのつながり方を示す「情報の関係図」だ。mixiを例に取る。ここでは「自分」と「マイミク(友達)」以外にも「コミュニティ」「日記」「フォト」「動画」「音楽」などフラットな土俵上でいろんな要素が置かれている。これらは全てmixi上の情報としての関係性があって成り立つ。例えば

自分‐日記‐コメント‐マイミク

とそれぞれが同じ情報として関係性が成り立っている。要はURLにしてしまえば「今日食べたパスタの写真」も「ゼミの友達」も「世界のどこかに住むマイミクXさんのコメント」も同じ情報形式で表せる。

Brad Fitzpatrickという人が提唱したものだが、これは後にネット上にリアル世界とほぼ同じものを作る可能性がある。しかしまだこの人が書いた記事をまったく理解していなのでわからない。オレが思うにmixiとgreeとmyspaceとfacebookを(全て似たようなSNS)それぞれの国と考える事ができる。現在は国境がありそれぞれに国民がいて、人による経済活動により各SNSが運営されているが、Social graphはいわば地球を作る。どのSNSに登録していようと関係がなく、ネット上の「人」と「人により生まれたあらゆる情報」の関係図をつくる。ネット上は有限ではないためSocial Graphはもはや宇宙に近いかもしれない。例えばmixiとgreeとmyspaceに登録している人は国籍を3つもっているのと似ているイメージでいいのだろうか。まだオレ自信よくわかっていないけど・・・

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